| ・豆知識 |
時計修理技能士 クオーツ式腕時計 ゼンマイ式腕時計 目覚まし時計 掛時計 電波時計 防水性 その他 |
| |
|
 |
時計修理技能士 |
|
|
| |
職業能力開発促進法に基づいた国家検定制度で、1級、2級、3級に区分される。
試験内容は3級かがバッテリー交換、ブレスレットサイズ調整、ラッピング、1〜2級に関しては、アナログ表示(針式)、水晶腕時計の分解、部品交換、洗浄、組立て、注油、調整、ボタン操作及び測定を行い、指定された要求精度及び要求事項の範囲以内におさめるといったことを行う。
★3級受験資格★
・実務経験のみの場合は6ヶ月
・又は、職業高校等の在学生については、在学生全て(1年生含む)が受験可能
★2級受験資格★
・実務経験のみの場合は2年
・又は、3級に合格していれば受験可能
★1級受験資格★
・実務経験のみの場合は7年
・又は、2級に合格していれば2年の実務経験で受験が可能
《問合せ先》
各都道府県職業能力開発協会 又は 中央職業能力開発協会
〒112-8503 東京都文京区小石川1−4−1 住友不動産後楽園ビル
TEL:03-5800-3321(代) |
| ▲ページのトップへ |
|
 |
クオーツ式腕時計 |
|
|
| |
| Q1.時間を合わせるときに注意したらいいことはなんですか。 |
| 答え: |
クオーツ式の場合は最後は逆回転で。(機械式時計は逆回転厳禁。) |
| 解説: |
クオーツ時計の場合、長針、短針の指針にあそびがあります。
これは歯車同士の、かみ合わせ部分にバックラッシュというあがきが作ってあるためです。このバックラッシュによる、あそびの誤差を最小におさえるために、時間を合わせるときは、初めは針を進ませ、最後には長針を戻しながらあわせるようにすると良いです。
ただし、ゼンマイ式時計では、針の逆回転はしてはなりません。(このことは、後述の「ゼンマイ式時計」の項を参照してください。) |
|
| |
| Q2.2秒ずつや4秒ずつ秒針が進んでしてしまいますが、どういうことですか。 |
| 答え: |
電池交換時期のサインです。 |
| 解説: |
クオーツ式の腕時計では、電池がなくなりかけると2秒運針や4秒運針といった働きをする機能がよくあります。
これは、BLD機能(Battery Low Display)と言って、電池電圧が低くなるとそろそろ電池交換の時期だという事を知らせるために、内部の回路がそういう仕組みになっているのです。2秒運針、4秒運針をし始めたら、電池交換をしましょう。 |
|
| |
| Q3.電池が早くなくなってしまうとき、どうしたらいいですか。 |
| 答え: |
分解掃除をお勧めします。 |
| 解説: |
クオーツ式時計の多くのものは通常、1秒に1回、歯車を回す信号をだします。
機械の油が切れて、たいていほこりが入ると、歯車の動きが重くなり、1秒に1回の信号では歯車(ローター)が動かないときがあります。ローターが動かないときは回路がすばやく検出して、瞬時にその後信号を続けてだします。
これは、上記のBLD機能とは、別の機能です。これを続けていると、消費電流が増え電池の消耗が激しくなります。電池寿命は、分解掃除時期の目安にもなります。電池がだいたい1年以内で無くなるようになったら、分解掃除をすることをおすすめします。 |
|
| |
| Q4.イミテーションの時計は分解掃除が出来ないのですか。 |
| 答え: |
分解掃除は、お断りしています。 |
| 解説: |
イミテーションの時計は、中の機械(ムーブ)の製造元がはっきりしないものがほとんどです。
そうすると、部品の調達が出来ないので、分解掃除した後の保障が出来ません。 |
|
| ▲ページのトップへ |
|
 |
ゼンマイ式腕時計 |
|
|
| |
| Q1.針の回しかたのについての注意はありますか。 |
| 答え: |
ゼンマイ式の場合、逆回転は避けてください。 |
| 解説: |
機械式時計の場合、特にテンプ式は、針の逆回転はしてはなりません。
これは、針を逆回転すると、歯車を伝ってテンプに連動するガンギ車が逆回転するおそれがあるからです。
ガンギ車は、精密に歯先をきってあります。
それが、逆回転しアンクルと不自然に接触してガンギ車を傷める可能性があるからです。
ガンギ車を傷めると、時計の秒の運針に影響が出るだけでなく止まる可能性もあります。
機械式時計の針の逆回転は絶対に避けてください。 |
| |
| Q2.止まっていたオートマチック時計を、つけて振ってもすぐ止まってしまいます。 |
| 答え: |
一度、手で竜頭を40回くらいまわして、ゼンマイを巻いてください。 |
| 解説: |
オートマチック時計とは、腕にはめているだけで、自動でゼンマイが巻かれていく時計をいいます。
また、竜頭で、手動でゼンマイを巻くことが出来るものもあります。
自動巻上げでは、朝起きてから夜寝る前まで、1日じゅう15時間くらい付けていて、1日保つていど自動的に巻き上げられます。
止まっているオートマチック時計は、ゼンマイが完全にもどけているので、すこし振ったくらいでは、ゼンマイが巻けず動作を持続できません。ですから、止まっている時計を付ける場合竜頭でゼンマイを30回〜40回くらい巻くことをおすすめします。 |
|
| ▲ページのトップへ |
|
 |
目覚まし時計 |
|
|
| |
| Q1.アラームを消しても、またなってしまいます。 |
| 答え: |
スヌーズ機能といいます。 |
| 解説: |
これはスヌーズ機能といって、朝目覚ましがなって、起きられずにボタンを押してアラームを消しても、5分後にまた鳴るという機能です。
これが30分くらい繰り返した後鳴らなくなります。
完全にアラームを消したいときはアラーム解除スイッチをOFFにすることでアラームとスヌーズ機能を解除することができます。 |
|
| ▲ページのトップへ |
|
 |
掛時計 |
|
|
| |
| Q1.ゼンマイ式掛時計が遅れる場合どうすればいいですか。 |
| 答え: |
応急処置として、掛け時計が斜めに傾いていないか確認してください。 |
| 解説: |
振り子の付いているものであれば、時計が傾くことによってかなり遅れが生じます。
振り子が左右に振れるときに、カチッカチッと音がしますが、その音が等間隔にならないと正確な時間を刻みません。
(これは、結構シビアです。)左、右に傾いていると、時計が遅れたり止まることもあるので、水平器を使って垂直な傾きをさぐってみることをおすすめします。それでも不調の時は、油ねばりやほこり入りが考えられますので、一度ご相談ください。 |
|
| ▲ページのトップへ |
|
 |
電波時計 |
|
|
| |
| Q1.すぐに時間が合いませんが、どうしてですか。 |
| 答え: |
1晩待って下さい。 |
| 解説: |
電波時計は、機種によって個別差はありますが、だいたい夜中の2時ごろに年月日、曜日、時分、秒を全て、3分間かけて受信します。
(これを、フルキャラクターの受信といいます。)昼間は、1時間に1回や、2時間に1回、秒のみ受信して合わせるものが多いです。
もし、フルキャラクターの受信をその時にしたい場合は、強制受信という方法でそのとき、年月日、曜日時分、秒、全てを合わせることができます。その方法は、各メーカーの取り扱い説明書の「強制受信」についての項目を参考にしてください。 |
| |
| Q2.受信しにくい場所 |
| 答え: |
鉄筋コンクリートのビルや、鉄骨のビルのなかです。 |
| 解説: |
アパート、マンション、学校、オフィースなどのフロアーは、受信状況はあまりよくありません。
電波時計の受信は電磁波なので、強い電力を使う電気製品、強い電磁波を出す電気製品、また強い磁石などの近くはさけてください。
たとえば、テレビ、ラジオ、ビデオデッキ、蛍光灯、パソコンのディスプレイ、電子レンジ、携帯電話、スピーカーなどの近くです。
また、大きな金属の近くは磁力線が吸取られ、受信困難です。たとえば金属の扉や柱の近くです。 |
| |
| Q3.受信しやすい場所 |
| 答え: |
屋外、一戸建て家屋、窓際やベランダで、周りに金属が無い所です。 |
| 解説: |
ビルではなく一戸建ての家の中は、比較的受信しやすいです。
また、周りに強い電磁波を出す電気製品や強い磁石、大きな金属などのない場所です。あと、ビルでも屋上は受信しやすいです。
|
| |
| Q4.受信しやすい時間帯はありますか? |
| 答え: |
真夜中です。 |
| 解説: |
昼間はテレビや蛍光灯、電話など電気機器が多く働いています。
これらの電気機器が働いている所からは、ノイズ(電磁波などの信号の乱れ)
が出ています。ノイズは受信に大きく影響しますので、これらの電気機器が働いていない真夜中が受信しやすいと思われます。
屋内だけでなく外でも車や電車など、真夜中は街全体のノイズが少なくなり受信しやすくなります。 |
|
| ▲ページのトップへ |
|
 |
防水性 |
|
|
| |
| Q1.防水時計の防水性は、いつまでも保つのですか。 |
| 答え: |
いいえ、時間とともに防水性は悪くなります。 |
| 解説: |
ウラブタとケースの間や、ガラスとケース、竜頭、ボタンにはパッキンというゴムまたはプラスチックの防水材がはさまっております。
しかし、これで100%水が入らないと言う訳ではございません。パッキンの弾力がなくなったり、パッキンについているシリコンオイルが流れ落ちたりして、防水性は、時間とともに落ちていくものです。
修理の時にウラブタを一度開けると、必ず汚れを取り、パッキンにシリコンオイルを塗布するなど、防水処置をしてからウラブタを閉めます。しかし、パッキンの老化や変形によって、新品の時計よりも防水性を保つ時間はいくらか短くなってしまいます。 |
|
| |
| Q2.防水時計の日常の手入れは、どのようにしたらいいのですか。 |
| 答え: |
手洗い時の注意や、汗や汚れを拭き取り、水がついたらすぐに乾かすことです。 |
| 解説: |
水や汗などがウラブタの隙間に入るとサビの原因となります。
この汚れを取るとき、アルコールやベンジンなどを使わないでください。
これらの液を使うとゴムパッキンの劣化やパッキンについているシリコンオイルが流れ落ちてしまい、防水性がひどく落ちます。
水や汗がついた時は、乾いたきれいな布で拭き取ることをおすすめします。 |
|
| |
| Q3.防水表示と防水性。 |
| 答え: |
水中、静止時の気圧です。 |
| 解説: |
3気圧防水と明示してある時計では、30メートルの深さまで沈める事をいいますが、それは、その深さで静止している時の時計にかかる気圧です。
水の中で時計を動かせば、それ以上に高い水圧がかかります。
ですから、3気圧防止の時計でも、実際に30メートルの深さで泳げる訳では、ありません。 |
|
| |
| Q4.気圧表示とm表示(メートル表示)の違い。 |
| 答え: |
m表示はJIS規格。 |
| 解説: |
「20気圧防水」と「200m防水」とでは、ともに200メートルの深さでの水圧に耐えうる事をいいますが、実はこれらは、
防水性が違います。
「200m防水」とメートル表示で指定してある時計は、200メートルの深さでのダイビングを保障してある時計です。
つまり、「気圧」表示と「m」表示とでは、「m」表示の方が、防水性は高いのです。 |
|
|
| |
| Q5.防水性の目安はどのくらいですか。 |
| 答え: |
日常生活防水は濡れる程度、ダイバーウォッチは水につける程度、本格的ダイバーウォッチは泳ぐ程度。 |
| 解説: |
3気圧防水、5気圧防水では、手洗いや雨などで、水がかかる程度。
10気圧防水、20気圧防水では、水仕事などで、水につける程度。
100気圧防水、200気圧防水では、水面で泳いだりする程度。
200m防水では、スキューバーダイビング(空気ボンベを使用する浸水)が出来る程度。
300m防水、500m防水、1000m防水では、飽和浸水(ヘリウムガスを使用する浸水)が出来る程度。 |
|
|
| |
| Q6.ウラブタの形式と防水性の違いはありますか。 |
| 答え |
1位スクリュー式、2位ねじ式、3位スナップ式。 |
| 解説: |
ウラブタの形式には、主に3種類くらいあります。食い込ませているだけのスナップ式(ポコといいます)。
ウラブタ自体がねじになっている、スクリュー式。4個以上の小さなネジで止めてある、ネジ式などです。
スナップ式より、スクリュー式やネジ式の方が防水性は高い様です。 |
|
|
| |
|
| ▲ページのトップへ |
|
 |
その他 |
|
|
| |
| Q1.電池の寿命について。 |
| 答え |
クオーツ式腕時計は、だいたい2年が目安。 |
| 解説: |
電池の寿命はクオーツ式腕時計の場合、2年くらいです。正確には、時計によってさまざまで1年半のものから5年のもの、10年のものまでありますが2年のものが多い様です。一般的な話としてお客様には、だいたい2年くらいと説明しております。
目覚まし時計やクオーツ式掛時計場合は、腕時計よりも少し短いです。
クオーツ式腕時計には、普通の乾電池とは違って、酸化銀電池やリチウム電池が使われております。
また、これらの電池は、最後まで1.5Vないし3Vの電圧を保ち続け、寿命がくると急に電圧が減少していきます。
ですから、使用途中で電圧を測って残りの寿命が推測することが出来ません。
これとは別に、目覚まし時計やクオーツ式掛時計の場合、乾電池が使われていることが多いです。
乾電池は、マンガン電池やアルカリマンガン電池などのことです。
マンガン電池やアルカリマンガン電池は、使用時間とともに電圧が減少していきます。
酸化銀電池よりマンガン電池の方が寿命は短い様です。 |
|
| |